病院で出来る胃の検査ってどんなもの?胃内視鏡検査と必要性
胃内視鏡検査ってどんなもの?
胃内視鏡検査は胃カメラともよばれる、人間の体の内部を撮影する小さな小型カメラの内視鏡を口や鼻から入れて、検査をする方法です。
喉をカメラがとおるため、のどに何かがある違和感がありますが、それにより痛みが発生するような検査方法ではありません。
カメラの撮影だけではなく合わせて医師との問診を実施します。
検査の手順
検査の手順として胃の中を空にするために、前日の夜8時ごろから当日の検査までは基本的に水分も含めて食事をしません。
検査が始まると胃の中を掃除する薬剤を飲み、入れ歯などを外した後に胃の動きを止める薬剤を注射し、内視鏡を挿入します。しばらくの間胃の中を撮影し、ひととおり撮影を終えたらカメラを出して検査が終了です。
内視鏡を飲むコツ
内視鏡を飲み込むときに自分で飲み込もうと力をいれる必要はありませんので、横になって力を抜いていれば大丈夫です。
内視鏡の挿入で一番辛いのは内視鏡が喉を超えるときで、ここで少し吐き出すような感覚がありますが、その後はまた治まります。また撮影中に唾液が出てきてもそれは飲み込まずに顔の横に敷いている紙に垂らしましょう。
鎮静剤を利用する効果と注意点
どうしても喉からカメラを入れるということに抵抗がある方は、医療施設によって鎮静剤を麻酔で使用して眠っている間に検査を実施してくれるケースもあります。
しかし注意点として、薬の効果が残っていると機械の運転などでは事故に発生する可能性があるため、オートバイなども含めた自動車や、自転車の運転をすることができません。