大阪市で胃がん検診を受ける！自己負担額はいくら？頻度はどれくらい？

胃がん検診の自己負担額

大阪市では胃がん検診の自己負担額は高額ではありません。区役所での実施であれば自己負担は500円、がん検診の取扱医療機関であれば1500円で検診を受けることができます。

またがん検診の費用が無料になるケースもあり、後期高齢者医療被保険証、高齢受給者証、老人医療の医療証をもっている方や生活保護や市民税非課税世帯が事前に証明書を発行している場合は費用がかかりません。

取扱医療機関以外では費用は施設により異なります。大阪市の検診は胃部X線検査のみでしたが、2017年秋以降に年齢によって胃内視鏡検査を選択できるようになりました。

胃がん検診の頻度

大阪市の胃がん検診の実施場所によって頻度も異なります。区役所では1〜2ヶ月に1回のペースで年に6回実施されており、特定医療機関では病院が対応可能な日程の範囲内で検診を受けることが可能です。

2年に1回ということでスケジュールを合わせるのが難しいケースもあるかもしれませんが、大阪市がん検診特定の対象外の医療機関では、空腹の状態で診察を受ければ当日中に胃カメラ検査に対応しているケースもありますので、自分で医療施設を選択する方法でも構いません。

継続する必要性

がんは日本人では2人に1人が生涯で発生するとされているほど発症率が高い病気ですが、早期に発見すれば悪化する前に体から完全に切除できる場合も多いです。

がんが治らなく死亡する病気という印象をもっている方もいますが、これは発見が遅れて悪化が進行して転移することで全身に影響がでたり、手術後も再発したり症状がすることがあるためです。

悪化して進行する前に治療をするためには、一度検査をして終わるのではなく、定期的に検査を受けておくことが大切です。