大腸がん検査をおすすめする理由|なぜ必要?定期的に受ける理由とは?
食の欧米化で大腸がんが増加
大腸がんが発生する原因として、動物性の肉赤肉を多く摂取することが関連すると考えられています。
魚や味噌汁、漬物といった古い日本の食文化メニューで多い食事から、現代の日本人ではバターや牛肉など欧米型に近い食生活が増えてきています。
こうした食生活の変化は胃がんの発生には関わっていることが研究で解明されており、大腸がんの発生もどうように食生活の変化が大きくかかわっているのか研究がすすめられているのです。
大腸がんの多くは良性ポリープが進展してがんになる
大腸がんの発生過程は主に二種類があり、体に悪影響はないものの大きなできものが発生する、良性ポリープという状態を経て悪性な大腸がんになっていくケースと、良性ポリープの状態はなく一気に悪性の大腸がんになるケースがあります。
良性ポリープの場合、悪性ながんになる前に切除すれば身体全体への影響はなく治療できることが多いです。しかし自覚症状はないために自発的な検診をしなければ悪性な大腸がんになる前の発見は難しいです。
定期的な内視鏡検査でポリープを摘出
大腸癌が体に影響を及ぼす前に治療をするには、良性のポリープの状態で発見をし、手術で切除しなければいけません。
しかし、何らかの自覚症状がでてから医師に相談をして、検査の上発見という流れだと、大腸がんが悪性の状態で活発的になっているケースが多いです。
そのため良性のポリープの段階で見つけるためには自分は健康であると思っている状態でも、定期的な便潜血検査や内視鏡検診を受けてポリープがないかを確認をすることが大切です。