胃がん検査をおすすめする理由|なぜ必要?早い方がいいのはなぜ?
日本人の胃がん発症率は高い
胃がんは肺や大腸など複数あるがんの種類のなかでも、日本人の男性がもっとも多くかかるがんです。
その発症割合は男性であれば9人に1人が生涯で発症するとされており、男性に比べると少なめである女性でも18人に1人が発症するとされています。
男女どちらとも死亡数としては胃がんの件数が多く、男性では死亡原因が第二位、女性では第三位となっています。日本人にとっては、けして他人事とはいえないがんのひとつが胃がんです。
胃がん特有の自覚症状がなく気づきにくい
胃がんにより発生する症状として、胃痛や不快な感覚、吐き気などがあり、そのため食欲不振なども発症します。
しかしこうした症状は胃がんだけではなく、その他の胃の炎症などといった病気でも発症するものです。人によっては胃に大きな問題がなくても日常生活で感じる人もいるほどで、症状から胃がんを発見することは難しいです。
症状を踏まえた上で胃に何らかの問題があると診断し、検査をして初めて胃がんの発見につながることもあります。
検査で胃がんの早期発見が期待できる
胃に大きな不調を感じたり、長い期間症状が改善しなかったりするのであれば自分で薬だけで対応するのではなく、念のため胃の検査を実施することがおすすめです。
我慢すれば仕事や家事をすることができるからまだ大丈夫と考えていても、発症しているのが胃がんであれば体の内部では症状がどんどん進行し、完治をすることが難しくなる状態に近づいてしまいます。
検査をせずに医師との問診や感じている症状だけで胃がんと特定するのは困難です。