【大腸がんの基礎知識】大腸がんの原因・症状は?どんな検査方法があるの?
大腸がんの原因
大腸がんの原因ははっきりとはわかっていません。脂肪が多い肉ばかり食べていたり、野菜や果物が不足していたりすると、大腸がんのリスクが上がると言われています。
また、運動不足や肥満、飲酒などもリスク要因とされています。食生活の欧米化に伴い、大腸がんの患者数は増加傾向にあるため、一度検査を受けておいた方がよいでしょう。
大腸がんの症状
早期の大腸がんに症状はほとんどありません。進行すると、便秘と下痢を繰り返したり、便が細くなったりします。
また、血便や下血、残便感、お腹の張り、貧血、しこりに触れるなどの症状が現れます。がんが大きくなって大腸を閉塞させてしまい、生命に危険が及ぶこともあるため、できるだけ早い段階で発見することが大切です。
大腸がんの検査方法と頻度
最初に便潜血検査をして陽性反応が出た場合に内視鏡検査をします。レントゲン検査もありますが、より細かく見れる内視鏡検査の方が優れていると言えるでしょう。
検査を受ける頻度は年齢やリスクによって異なりますが、大腸がんの頻度が増え始める40歳からは1年に1回の健診が推奨されています。
また、良性のポリープなどが見つかった場合には、より短い間隔での検査をすすめられることがあります。医師の指示に従って適切な間隔で受けましょう。